Android OS とは

Android OSの現在のシェアや動向を紹介します。

Android OSとは

スマートフォン OSのシェア

現在世界で普及しているスマートフォン/タブレット端末に搭載されているOSは
iOSやAndroid OS,Windows Phoneの3つのOSが市場で多くのシェアを持っています。
2~3年前は Tizen, FireFox OS, ubuntu mobileなどいくつかのモバイルOSの開発が
ありましたが現在では開発を終了してしまっています。

OS 開発者 最新のバージョン
Android Google 8.0
iOS Apple 11.1
Windows 10 Mobile Microsoft 1607

世界のスマートフォン OS シェア

世界をマーケットとした場合、Android OSが最も利用されているスマートフォンOSであることがわかります。

Net Market Share参照※1
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OS 開発者 シェア
Android Google 70.47%
iOS Apple 28.55%
Series 40 NOKIA 0.32%
Windows 10 Mobile Microsoft 0.22%

日本のスマートフォン OS シェア

マーケットを日本に絞った場合でも最近はAndroid OSがiOSのシェアを上回るようになりました。
これはAndroid OSを多く扱う格安SIMの認知が広がりと、iOSのデバイスの購入価格の上昇に
伴ってAndroid端末を購入する利用者が増えたものと考えられます。

KANTAR WORLDPANEL参照※2
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OS 開発者 シェア
Android Google 55.00%
iOS Apple 44.80%
Windows 10 Mobile Microsoft 0.10%

Android アプリの開発環境

Android アプリの開発には Android Studioというソフトウェアを使います。

Android StudioはJET BRAINS社が開発したフリーのAndroid開発ソフトウェアです。
2015年頃までEclipseというソフトウェアでの開発もサポートしていましたが、現在はサポートを終了しています。

Androidアプリの開発は主にjavaKotlinと言うプログラミング言語で開発を行います。
それぞれのプログラミング言語の特徴を紹介します。

Android OSプラットフォーム

現在(2017/11)で最も多く利用されている Android OSバージョンは6.0(Marshmallow)になります。
販売されているAndroidデバイスは各販売元の企業によってカスタマイズされた物となっていることが多く、デバイスのスペックを含めた環境から販売元の企業によってアップデートできるOSを管理されており、最新のOSにアップデートできないことが多いです。
そのため、多くのユーザにアプリを配信したい場合は最も多く利用されているプラットフォームのコードネームより2つ前のコードネームまでを配信の対象にすると良いと思われます。

現在であれば6.0(Marshmallow)から2つ前のコードネームなので4.4(KitKat)までをサポート対象に含めることで、全世界のAndoroid OS ユーザの内、90%にアプリを配信することができることになります。

Android Developers参照※3

Version CodeName API User
6.0 Marshmallow 23 30.9%
5.0~5.1 Lollipop 21-22 27.2%
7.0~7.1 Nougat 24-25 20.6%
4.4 KitKat 19 13.8%
4.1.x~4.2.x Jelly Bean 16-17 5.3%
4.3 Jelly Bean 18 0.9%
8.0 Oreo 26 0.3%

Android アーキテクチャ

Android OSのアーキテクチャはLinux Kernelを基盤に作られています。
実際の開発に必ず必要になる知識ではありませんので紹介までにとどめさせていただきます。

Android Developers参照※4
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